オウギタケ
Gomphidius roseus
秋、マツ林に生えるキノコ。裏面はひだ状で垂生するが、イグチの仲間である。一見の形態はハダイロガサやオトメノカサに似ている。傘表面にはぬめりがあり、赤みの強い茶色。柄の途中には不完全なつばがある。かつてよりアミタケと同じ場所に出てくることが知られていたが、アミタケに寄生する菌類であることが最近確かめられている。食用で、癖がなく汁物でおいしい。写真2は古いので黒っぽく傷んだものだが、ひだが分かりやすい写真なのでのせた。
▲写真1:2019年10月5日、岩手県大槌町
▲写真2:2019年10月5日、岩手県大槌町
イグチ目 (Boletales)
菌類 (Fungi)
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