ヤマガラ
Sittiparus varius
日本全国で見られる小鳥.腹はオレンジ色でよく目立つ.目の位置は白い帯にかかるので,シジュウカラよりもつぶらな瞳の印象が強い.シジュウカラとは異なり,亜種も含めて日本近辺と韓国,台湾にしか分布していないようだ.似た種のない独特の鳥なので,日本を代表する鳥の一つと言っていいと思う.
夏は標高の高い山で繁殖し,冬には街中にも降りてくる.小鳥の中でも近づきやすく,都市公園の人に慣れた個体なら,3 mくらいの距離で眺めることもできる.冬には混群を形成し,シジュウカラやエナガ,メジロなどと共に行動していることも多い.
写真を撮影したのは,大阪府待兼山の雑木林.こちらを見て首をかしげるポーズがとても可愛い.実際には警戒しているのでしょうが.
▲写真1:2013年3月,大阪府豊中市
鳥類
陸上の脊椎動物 (Terrestrial Animals)
Home