ツグミ
Turdus naumanni eunomus

日本全国で数多く見られる冬鳥です.冬に飛来してしばらくは警戒心が強くあまり姿を見せてくれませんが,早春には開けた場所に出てきて,地面を歩いて餌を探している様子をじっくり観察することができます. これが結構不思議で,何故なのか気になっています.早春には明るい場所で餌となる虫が発生しているのかもしれません.
どこでも見られる普通種なので冬の間は気に留めることも少ないのですが,毎年春にいなくなる時期には寂しく感じてしまいます.大阪では八重桜が咲く頃に旅立っていなくなってしまう(冬鳥としては結構長くいるほうですが.)鳥ですので,この時期にはまだいてくれたのか,とついつい撮影してしまいます.実際に,この写真を撮影した次の週からはツグミを見ることがなくなりました.

▲写真1:2014年4月,大阪府待兼山


鳥類
陸上の脊椎動物 (Terrestrial Animals)
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