チョウセンヤマニガナ
Lactuca raddeana var. raddeana

●分布:本州(山口県)、九州北部
●花期:8~9月

山地草原に生育するアキノノゲシ属の越年草。大陸系遺存植物で、朝鮮半島や中国に分布し、九州は分布の南端に当たる。背丈は1 mを超す。ヤマニガナに似て、小花は10~17個と多い。ヤマニガナでは10個程度まで。
秋吉台、平尾台、阿蘇などの草原地帯でみられるが、どこでもそれほど多くない。写真のものは阿蘇のミルクロードを運転しているときに道沿いの斜面に咲いているのを見つけた。他の場所でも何度か見つけたことがあるのだが、快晴日にはとても見れる写真が撮れないし、天気が悪いと花を閉じてしまうので良いタイミングで出会うことが難しい。

▲写真1:2023年9月17日、熊本県阿蘇市

▲写真2:2023年9月17日、熊本県阿蘇市

▲写真3:2023年9月17日、熊本県阿蘇市


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