●分布：鳥海山特産
●花期：7～8月
鳥海山高山帯の草原に固有のアザミ．オニアザミ，ハチマンタイアザミなどに近縁でよく似ているが，外片の幅が広く，小花の狭筒部が広筒部より明瞭に長いという．また，頭花の赤みが強いことも特徴．総苞辺には粘りがあり，よく虫がくっついている．
写真のものは，鳥海山山頂付近の草原で見られたもの．まだ花の時期には早かったようで多くがつぼみであったが，一つだけちゃんと咲いているものがあった．しかし，登山道とは逆向きに咲いていたので正面から撮影することは出来なかった．
▲写真1：2019年7月，鳥海山