●分布：本州中部地方以南、四国、九州、南西諸島
●花期：7～8月
照葉樹林の渓流沿いの樹幹に着生するマメヅタラン属の着生植物。葉はムギランやマメヅタランに比べると葉が細長い。
九州に移った2022年、憧れだった南方の着生ランも何種かは出会うことができた。ミヤマムギランは名前からして珍しそうだが、宮崎県南部の照葉樹林では最も個体数が多い着生ランである。宮崎県南部の森では、他にキバナノセッコクやオオバヨウラクランにも出会うことができた。次の夏にはナゴラン、オサラン、フウラン、カシノキランなどにも出会いたい。
▲写真1：2022年7月10日、宮崎県宮崎市