●分布:北海道~九州
●花期:6~8月
湿った林床や草原に普通に群生する多年草.ハート形の葉を2枚互生する.その間から花茎を伸ばし,10~20個ほど白い花をつける.秋に赤い液果をつける.液果は甘味があるが苦い.食用にする話は聞かない.
亜高山帯針葉樹林やブナ帯上部の林床にはかなり多い.その他,海岸草原や高原の草原にもある.三陸では,海岸沿いのアカマツ林の林床にも生えている.生育環境はかなり幅広い.
よく似たヒメマイヅルソウは茎や葉裏に毛が生える.
▲写真1:2021年6月、岩手県遠野市