クモラン
Taeniophyllum glandulosum

●分布:福島県以南~南西諸島
●花期:6~7月

樹幹に着生するランの仲間。着生ランの中でも特に奇妙な見た目の種だろう。花は黄緑色でかなり小さいので見つけずらい。触手状に広がっているものは根で、葉はなく根が光合成している。
佐賀県の歴史ありそうな梅林で見つけた。梅林内の何本かの木についているのを見つけたが、池や沢のそばなど水が近くにある場所に多かった。垂直な樹幹だけではなく、枝のオーバーハングした面にも着生していた。花には遅めだったようで、既に果実になっているものが多かった。

▲写真1:2022年7月16日、佐賀県武雄市

▲写真2:2022年7月16日、佐賀県武雄市

▲写真3:2022年7月16日、佐賀県武雄市


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