カキラン
Epipactis thunbergii

●分布:北海道~九州
●花期:6~8月

初夏に湿原や草原に咲くラン.唇弁には桃色やオレンジ色が散りばめられてとても美しい花だが,意外と花のサイズは小さいので日差しが強い日は意外と気づかずに見落としてしまう.
昔はスズランとも呼ばれていたらしく,神戸市の鈴蘭台はかつて本種がたくさん生えていたことに由来すると聞いたことがあります.残念ながら今は見る影もないという.草原環境とともに全国的に減少著しい.

▲写真1:2016年6月、兵庫県宝塚市


キジカクシ目 (Asparagales)
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