トガリアミガサタケ
Morchella conica

春を告げるキノコです.近縁のアミガサタケよりも1か月ほど発生時期は早く,梅が咲き終わって桜が散るくらいまでが発生シーズンである.桜が散る時期にはかなり大型のものも見られる.出現環境は桜や銀杏が植栽されている公園のような人の手が入ったような場所であることが多い.その奇妙な見た目とは裏腹に濃い旨味があってペペロンチーノなどの具材として美味しく食べられます.
待兼山では毎年採取するのを楽しみにしていましたが,関東・東北地方ではまだ見つけることができていない.桜や梅の木の近くに多い気がするが,結構離れて発生することもあります.写真のように周りに木がないような砂利道でも出ていることがあります.

▲写真1:2014年3月,大阪府待兼山


子嚢菌類 (Ascomycota)
菌類 (Fungi)
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