フカノキ
Schefflera heptaphylla

●分布:九州南部以南
●花期:11~1月

九州南部以南に分布するウコギ科の常緑高木。ムベのように掌状に並ぶ小葉が特徴的で一度覚えると忘れない。小葉は6~9枚。花は緑色で晩秋に咲く。同属のヤドリフカノキは、観葉植物としてよく植えられる。
九州本土では南部の海岸沿いにみられるが、あまり多くはない。いまのところ、一番北で延岡市のあたりで見た記憶がある(北限が宮崎市とされているので記憶違いかもしれない)。南西諸島では海の近くだけではなく、至る所で見かける。九州でも大隅半島南端の海岸沿いでは数が多かった。

▲写真1:2022年10月22日、鹿児島県肝付町

▲写真2:2022年10月22日、鹿児島県肝付町


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