ウラムラサキ
Laccaria amethystina
キツネガサに近縁の小型のキノコ.裏側のひだまで紫色で美しい.種小名もこの美しい紫色に由来するもののようだ.
つい数年前に造成され遷移が始まったばかりで,アカマツやハギ類の低木が繁茂した砂礫地に群生していた.写真のものは,傘表面に細鱗片が目立つ.条線が目立つものや滑らかなものもあり,複数種が含まれている可能性があるという.確かに広葉樹林内で見られるものは,傘が滑らかなやつが多くて別種な気がする.写真1。写真2は荒れ地にみられる傘に細鱗片が目立つタイプ.写真3は樹林帯にみられる傘が滑らかなタイプ.
▲写真1:2020年10月,岩手県山田町
▲写真2:2020年10月,岩手県山田町
▲写真3:
ハラタケ目 (Agaricales)
菌類 (Fungi)
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