ツチイロオオツルタケ?
Amanita sp.

梅雨期に雑木林に発生する大型のAmanita.傘はタマゴタケモドキのような黄褐色で細かな条線がある.柄は白~淡い黄色で滑らか.最大の特徴として,つぼが非常に大きい.
写真のものはかなり柄が太くサイズも大きかったが,ツルタケほどの華奢なサイズの個体も見かける.待兼山に発生する謎のAmanitaとして不明種扱いしていたが,北陸のきのこ図鑑を入手した後,ツチイロオオツルタケの特徴とよく一致することに気が付いた.
しかし,本書でもsp.扱いと素性は明らかでない珍種.周辺はアカマツ・コナラ・アベマキなどの混じる典型的な里山公園風の林だった.発生時期は梅雨の中盤ころで,晩夏にはあまり発生しない.

▲写真1:2014年7月,大阪府豊中市


ハラタケ目 (Agaricales)
菌類 (Fungi)
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