ホシヒメホウジャク
Neogurelca himachala sangaica
●撮影:2020年4月26日,岩手県大槌町
●分布:北海道~九州
●成虫の出現時期:6~7,8~10月
●寄主植物:ヘクソカズラ
昼行性のスズメガで,日本産のスズメガの中では最小.日中に活動し,灯火に飛来することは少ない.アザミやアベリアなど様々な花に飛来し,吸蜜する.食草のヘクソカズラは都市部や公園の植え込まれた灌木に巻き付いて生育していることも多く,花壇の花にもよく飛来する.
夏にもいるはずだが,灯下で目撃するのは春や秋が多い.訪花を目撃する時間帯は夕方が多く,暗くなるのが早い夏以外の時期には光にトラップされやすいのかもしれない.