シロオビヨトウ

シロオビヨトウ
Hadena compta

●撮影:2021年8月、秋田県男鹿市

●分布:北海道,本州
●成虫の出現時期:8月
●寄主植物:カワラナデシコ

カワラナデシコを食草とする草原性のヨトウガ.地色はやや緑がかった灰色で,中央の白帯が特徴的.北海道や東北地方では海岸の風衝草原,中部地方では高原の草原に分布する.

珍種の多いHadena属では最も狙いやすい種と思われる。秋田県や青森県日本海側の海岸草原では8月上旬頃から発生し、ちょうど食草のカワラナデシコの花も盛りなので生息環境を見つけやすいはず。日本海側の草原は度々爆風が吹き荒れるが、そんな中でも飛来してくれる。


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