スギタニモンキリガ
Sugitania lepida
●撮影:2019年12月,大阪府箕面市
●分布:本州~九州
●成虫の出現時期:11~12月
●ホスト:ツバキの花
ヤマノモンキリガに似ているが前翅前縁の黒点の位置が異なり,本種では腎状紋よりも内側に位置する.前翅外縁の黒点は本種では3つある.ヤマノモンキリガは2つである.かつてはヤマノ・スミレとともに一種にまとめられていた.
関西では本属の中で最も普通に見られる種で,12月頃に公園等で植栽されたツバキの花を覗くと,花粉まみれで吸蜜しているのを見つけられる.越冬はしないが,しばしば年を越して1月頃まで見られる.