ホソウスバフユシャク
Inurois tenuis

●撮影:2019年4月,岩手県宮古市
●分布:北海道・本州・九州
●ホスト:ツノハシバミ,ダケカンバ,コナラ,クヌギ,カシワ,シラカシ,クリ,ケヤキ,エノキ,リンゴ
●成虫の出現時期:2~3月(平地),4~5月(山地)
冬の終わりを告げるフユシャクと呼ばれる晩冬型のフユシャクで,ウスバフユシャクと入れ替わるように出現する.ウスバフユシャクに似ているが,本種では外横線が曲がることで見分けられる.
写真のものは,標高500mほどの道の駅の常夜灯に飛来していたもの.この日は4月になって初めて夜間の気温が10度を超えた日で,光に多くの蛾が飛来していた.次はメスを見つけなければいけない.