プライヤキリバ
Goniocraspidum pryeri
●分類:
●分布:本州~九州
●成虫の出現時期:6月、4月
●食餌植物:ブナ科樹木
6月頃羽化し、洞窟内で次の春まで休眠し、春に繁殖する。そのため、成虫は早春に見つかることが多い。洞窟内では動かずに休眠しているようだが、よくコウモリの餌食となっており、洞窟内にたくさん本種の羽が落ちていることがある。
本種を最初に見たのは、山間部にある無人駅2か所であったが、どちらも駅が半ばトンネルに入っている場所だった。このトンネル内部で越夏・越冬していたのだろう。写真の個体は、岡山県の石灰岩地にある洞窟にて見つけた個体。他にマエモンオオナミシャクも数個体見られた。