フタスジカタビロハナカミキリ

フタスジカタビロハナカミキリ
Brachyta bifasciata

▲写真1:2019年5月22日、富士山北麓

●分類:
●分布:本州、四国
●成虫の出現時期:
●食餌植物:ヤマシャクヤク

ヤマシャクヤク専食という変わったカミキリムシ。愛好家からはキマルの愛称があるそう。幼虫はヤマシャクヤクの根茎を食し、成虫はヤマシャクヤクに訪花し、とヤマシャクヤクに依存する。

ランの仲間を探して富士山麓をさまよっているとき、ヤマシャクヤクの大群生地を見つけたので、花を200個ぐらい覗いていくとそのうちの1花に本種を見つけた。見つけたとき、本当にいた!と声をあげてしまった。ヤマシャクヤクは火山系や石灰岩系の山に多く、また鹿が多い山などでは増えている場所もある。

▲写真2:2019年5月22日、富士山北麓

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