カワラヨモギ

カワラヨモギ
Artemisia capillaris

▲写真1:2022年12月4日、山口県下関市

●分類:
●分布:本州、四国、九州、南西諸島
●花期:9~10月

砂浜海岸や荒れ地に生育するヨモギ属の多年草。茎の下部は木質化する。葉は細く切れ込み、灰白色の絹毛が密生するため粉白色を帯びる。花茎の葉には毛がなく緑色で白っぽくならない。秋に頭花を多数つける。ヨモギ属の中でも、小さい頭花を多数つけるほうである。ハマウツボが寄生することがある。

最も多い生育環境は砂浜海岸であるが、荒れ地やときに岩場にも出現する。岩場では垂直な岩壁に生育することもあり、一見アサギリソウと紛らわしい。頭花の大きさが全く異なる。

▲写真2:2022年12月4日、山口県下関市
▲写真3:2022年12月4日、山口県下関市

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