フチグロヤツボシカミキリ
Pareutetrapha eximia
●撮影:2021年7月,岩手県久慈市
●分布:北海道~九州
●成虫の出現時期:
●寄主植物:ホオノキ,コブシ,タムシバ
ホオノキ,コブシなどモクレン科の倒木に産卵し,成虫は葉を後食する.ハンノアオカミキリに似ているが,本種では8つの黒紋が独立する.光の当て方を工夫すれば,ハンノアオカミキリと同様に緑色に輝く.
写真の個体は高原のブナ林内の外灯に飛来していた.ハンノアオカミキリを見るたびに本種でないかと探していた種だったので嬉しい出会いだ.近くにはホオノキの木があったので,そこで暮らしていたら光にトラップされてしまったのだろう.