ミチノクネコノメソウ
Chrysosplenium kamtschaticum var. aomorense
●撮影:2019年4月,岩手県花巻市
●分布:東北地方
●花期:4~6月
北方系のネコノメソウであるチシマネコノメソウの変種.葉や苞の鋸歯がより明瞭で,花の葯が赤橙色,匍匐枝の途中に葉がつくことがチシマネコノメソウとの違いであるが,匍匐枝の特徴については花の時期には確認できなかった.チシマネコノメソウと区別できないとすることも多いという.
写真のものは,ヒメギフチョウを探しに行った花巻市内の低山で出会った.沢の水が溜まる淀みに群生していた.