シロバナカモメヅル

シロバナカモメヅル
Vincetoxicum sublanceolatum var. macranthum

●撮影:2018年8月,岩手県盛岡市

●分布:本州近畿以北~北海道
●花期:7~9月

山地の草原や湿地に生育するガガイモ属のつる植物.笹やヨシに巻き付きながら生えていることが多い.コバノカモメヅルの変種.コバノカモメヅルの白花品種アズマカモメヅルとも似ているが,本変種では葉が6~12cmと長く,先が鋭く尖ることで区別される.

写真のものは,盛岡市の標高800mほどの湖畔の湿地に生育していた.東北地方では,山地の湿地や湿原に行くと時々見られる普通種.


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