エゾニュウ

エゾニュウ
Angelica ursina

●撮影:2014年8月,北海道大雪山

●分布:北海道~中部地方
●花期:7~8月

中部地方以北に分布する巨大なセリ科植物.シシウド属の中でも最も大きく成長する種で,人の身長はゆうに超えて3m以上になる.北日本の亜高山~高山や海岸の草原に多く分布する.いずれの環境でも,周りの草原から大きく突き抜けて高くそびえる.この景観は北海道の海岸草原では普遍的な風景.

よく似たアマニュウやシシウドよりも球形花序が多く30~60個以上つく.球形花序一つ一つはヤツデの花のように丸い.写真のものは大雪山黒岳の登山道沿いに生えていたもの.本種には珍しく,目線の高さで花を見ることができた.おそらくは草刈りの影響で比較的小さく育ったものだろう.周りの笹原からはボコボコと大きな株がたくさん突き出ていた.


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