アヤモクメキリガ

アヤモクメキリガ
Xylena fumosa

●撮影:2021年1月,千葉県流山市

●分布:本州~九州
●成虫の出現時期:11~4月(成虫越冬)
●寄主植物:

草原性で,河川敷の草地などで幼虫が見つかる.関東郊外の河川敷や雑木林ではかなり多いらしい.Xylena属では最大種.成虫で越冬する.

1月上旬,流山市の雑木林で糖蜜トラップを仕掛けると飛来した.近くの梅林では同じく草原環境に出現するヨモギキリガも見つけたことがある.河川敷も隣接しているし,ここなら本種も得られるだろうと思い,日没前に糖蜜を吹きかけ,21時頃に再訪した.21時頃にはこの地域では珍しく氷点下5度ほどまで気温が下がっており,雪もチラつき始めてああ今日は無理かなと思ったが,結果1個体が見つかった.しかし予定と違ったのは,仕掛けた糖蜜ではなく染み出していた樹液に来ていたこと.糖蜜を一通り見て何も来ていないことを確認した後,クヌギの樹液も見て回ると1頭見つけることができた.そういえば,ここでヨモギキリガを見つけたときも,梅やヒサカキが強い芳香を放っており,私が作る糖蜜では全く相手にならず結局梅の花で見つけたのだった.