オオモンキキリガ

オオモンキキリガ
Xanthia tunicata

●分布:北海道・本州の深山

●成虫の出現時期:10月
●ホスト:オヒョウ,ハルニレ

深秋に出現する黄色い秋キリガの一種.ホストであるオヒョウ・ハルニレは,本州では沢沿いの原生的な自然林に見られる普遍的ではない植物だ.そのため,オオモンキキリガは,同属の中では最も出会う機会が少ない珍品.

他の同属2種とは,頭の色が薄く茶色い模様が広いことで見分けられる.モンキキリガとキイロキリガの中間的な姿をしている.名前にオオとついているが,そこまで大きい印象は受けない.

写真の個体は,岩手県宮古市の道の駅の外灯に飛来していた.このポイントは渓谷沿いの集落外れにあり,ケンモンキシタバやミカヅキキリガなどオヒョウ・ハルニレ食の蛾が飛来する面白い場所で何度か訪れている.山深い岩手県でも,オヒョウ・ハルニレ食いの蛾はやや局所的にしか見られないので,ポイントを狙う必要があります.


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