キマエキリガ

キマエキリガ
Hemiglaea costalis

●撮影:2019年12月,大阪府箕面市

●分布:北海道~九州
●成虫の出現時期:10~11月

キレの良い模様をした越冬しない秋キリガ.その美しさから非常に人気のある種.展翅すると黄色い部分が前端になるのでキマエキリガ.岩手県では高所で10月末に出現し,低地では12月上旬ころまで見られる.

本種に最初に出会えたのは,2019年10月下旬に標高1,000 mの高原でライト&糖蜜トラップをしたときだった.これまで外灯巡りが主で晩秋にかけてモチベーションが下がる傾向にあったためか中々出会えなかったが,2019年は晩秋に精力的にライトトラップや糖蜜採集を行ったので,何度も見ることができた.

写真の個体は,大阪府箕面市山間部にて,道路沿いのシロダモ幼木に糖蜜を噴射すると飛来した.山地性だと思っていたが,照葉樹林帯にも分布しているらしい.2019年度の冬は記録的な暖冬で,もう年を越すというのに越冬しない本種が生き残っていたり,未だにナカオビアキナミシャクまで残っていた.


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