アケビコノハ
Eudocima tyrannus
●分類:
●分布:北海道~南西諸島
●成虫の出現時期:5~10月
●寄主植物:ムベ、アケビ、アオツヅラフジなど
後翅が派手な大型のヤガ。前翅は照葉樹の枯葉のような焦茶色で、アクセントに抹茶色の斑紋がある。
関東以西ではド普通種だが岩手県内では珍しく、秋に稀に見られる。おそらく夏に移動してきた個体の次世代が秋に羽化して、そのまま寒さで死んでいくのだと思われる。写真の個体は、霧の中、深秋の草原でライトトラップするとヒメアケビコノハに混じって飛来した。
ちなみにとある理由で思い入れ深い蛾であるが、特別好きな蛾という訳ではない。