ウスジロドクガ

ウスジロドクガ
Calliteara virginea

●撮影:2021年6月6日、秋田県

●分布:本州、四国、九州
●成虫の出現時期:5~6月
●寄主植物:ハギ類

晩春の草原に発生する萩の精霊。食樹のハギ類は各地の林縁などに生えるきわめて普通の植物だが、本種の生息地はきわめて局地的。その多くは、野焼きによって維持されている規模の大きい半自然草原である。

東北地方の6月上旬の半自然草原。昨年はダイセンセダカモクメが得られた場所だ。今年は野焼きが行われていたようで、黒く染まった地面からヤマハギやワラビがたくさん芽吹いていた。

初日のライトトラップでは10度以下まで冷え込み、フサクビヨトウやナマリケンモンが飛来したものの、本種は飛来しなかった。次の日は最低気温が15度とかなり暖かい予報であったため、2夜連続して同じ草原でライトトラップを行うこととした。翌日が平日なので夜通しは無理だが本種が1頭でも飛来した撤収しようと思って待っていると、22時頃に1頭が飛来した。別の場所に仕掛けていたライトにも1頭が飛来して、何とか目的を達成できた。


ドクガ科(Lymantriidae) / 昆虫(Insect) / Toppage