タテスジナミシャク

タテスジナミシャク
Pareulype consanguinea

●撮影:2021年8月21日、岩手県盛岡市

●分布:北海道、本州、四国
●成虫の出現時期:5~6、8月

局所的で稀とされるナミシャクの仲間。変わった模様をしており、特に一番内側の帯が直角に曲がっていて面白い。

盛岡市東部の標高600 mほどの草原でライトトラップをすると飛来した。このポイントは斜面上部に草原がわずかに残っており、イチゴナミシャク、ヤハズナミシャク、キンスジノメイガのような草原性の蛾が生き残っている。他の記録がある場所も考えると、本種もおそらく草原性。


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