シロオビヒメエダシャク

シロオビヒメエダシャク
Lomaspilis marginata opis

●撮影:2019年6月,岩手県大槌町

●分布:本州
●成虫の出現時期:5~8月
●ホスト:オオヤマザクラ,オノエヤナギ

初夏から真夏にかけて現れる,山地性の小さなエダシャク.特徴的な模様をしている.北海道亜種amurensisは,本州亜種opisよりも小型で黒紋の発達が弱い個体が多いとされる.

岩手県の北上高地では非常によく見られる.初夏以降に標高500m以上の場所でライトトラップをすると,毎回飛来するほどだ.一度に飛来する個体数は多くないが,多くの場所にいるので見る機会は多い.目立つ模様をしているので,昼でも高原の低木にとまっているのを見つけることも多い.


エダシャク亜科1(Ennominae1) / 昆虫(Insect) / Top-page