オウギタケ

オウギタケ
Gomphidius roseus

▲撮影:2019年10月5日、岩手県大槌町

●分類:イグチ目 オウギタケ科
●分布:日本全国
●発生時期:秋

秋、マツ林に生えるキノコ。裏面はひだ状で垂生するが、イグチの仲間である。一見の形態はハダイロガサやオトメノカサに似ている。傘表面にはぬめりがあり、赤みの強い茶色。柄の途中には不完全なつばがある。かつてよりアミタケと同じ場所に出てくることが知られていたが、アミタケに寄生する菌類であることが最近確かめられている。

食用で、癖がなく汁物でおいしい。

▲撮影:2019年9月30日、岩手県大槌町

古いので黒っぽく傷んだものだが、ひだが分かりやすい写真なのでのせた。